トランスレーターがCAT(コンピューター利用翻訳)ツールを使用する場合、オフライン翻訳用に翻訳ジョブを送ることができます。
CAT ツールはトランスレーターの生産性を大幅に向上します。 これらのツールはしばしば翻訳メモリと語彙管理ツールを有するため、トランスレーターに短期間で効率的に仕事を遂行させます。
WPMLはXLIFFモジュールを利用して、CATツールのサポートを行います。 このモジュールはWPMLアカウントのダウンロードからダウンロードします。
トランスレーターにジョブを送るためには翻訳管理モジュールも必要です。
使用方法
あなたのトランスレーターは翻訳用にXLIFFファイルを受け取ります。 これらのファイルはほとんどのCATツールが扱うXLIFF標準に準拠します。 彼らはオフラインで翻訳を行い、完了した翻訳をWordPressにアップロードします。 ワークフローはWPMLの翻訳管理手順を守ります。唯一の違いはトランスレーターはオフラインで自分が好きなツールを使って翻訳するため、WordPress内で翻訳する必要がありません。
- まずWPMLの翻訳管理を設定します。あなたのトランスレーターのアカウントを追加します。
- その後、トランスレーター通知メールによるXLIFFファイル送信を有効にします(以下参照)。
- WPML->Translation Management へ行き、トランスレーターへジョブを送ります。
- WPMLはトランスレーターにメールを送り、あなたのサイトに関する新規のジョブがあることを伝えます。 この通知は、ZIPファイルに入れられたXLIFFフォーマットの翻訳書類を含みます。
- トランスレーターは自分のCATツールを使用してXLIFFファイルを開き、作業を行います。
- 作業が完了したら、彼らは通知メール内のリターンURLをクリックします。 トランスレーターはここで完了したXLIFFファイルをアップロードします。 トランスレーターは何のためであるか指定することなく、ただXLIFFファイルをアップロードするだけです。 各ファイルは何が翻訳されたかをWPMLに教える情報を含みます。
- WPMLはあなたのサイトに翻訳を作成し、仕事が完了したことを告げるメールを送ります。
XLIFFファイルを送信するためにWPMLを設定する
XLIFFモジュールをインストールしたら、WPML->Translation Management->Translator notificationsへ行きます。
このオプションが選択されると、WPMLは各通知メールに翻訳用のXLIFFファイルを含んだZIPファイルを用意します。
書類を翻訳に送る
WPML->Translation Management へ行き、翻訳書類、翻訳言語、トランスレーターを選び、翻訳を送ります。
WPMLはトランスレーターに通知を送り、翻訳するXLIFFファイルを送ります。
他の方法としてはトランスレーターが自分のジョブリストへ行き、ダウンロードしたい書類を選び、XLIFFとしてエキスポートをクリックします。
翻訳
トランスレーターは通知メールの添付書類を解凍します。 その後CATツールで各ファイルを翻訳し、保存します。
完了したら、トランスレーターは個々のXLIFFファイルをアップロードするか、全部をZIPファイルに入れてアップロードします。
トランスレーターは何回でもアップロードできます。最初にアップロードする時、WPMLは翻訳を作成します。次回からは翻訳が更新されます。