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WPML Export and Import 1.1.0 を公開しました。インポートした多言語コンテンツの自動処理をスケジュールできるほか、カスタム商品属性のインポートなどにも対応しました。

WPML Export and Import は、インポートした多言語コンテンツをサイト上の正しい対象言語に振り分けることができます。今回のリリースにより、この処理がさらに自動化され、より完成度の高いものになりました。

WPML Export and Import 1.1.0 の新機能

多言語コンテンツの自動処理をスケジュール

ときどきコンテンツをインポートする程度であれば、WPML Export and Import の利用は簡単です。しかし、バックグラウンドで頻繁にスケジュールされたインポート処理が走る場合はどうでしょうか。

これまでは、スケジュール済みのインポートが完了するたびに WPML Export and Import を手動で実行する必要がありました。あるいは、WP CLI を使って複雑なプロセスを構築する必要がありました。本来自動化されるべき処理に、手作業が余分に発生していました。

WPML Export and Import 1.1.0 はこの課題を解決します。次の2つの API オプションのいずれかを使用して、通常のスケジュールインポートとともに自動的にトリガーできます。

  • URL エンドポイント:既存のジョブと同様の方法で、WPML Export and Import の処理を呼び出すための追加コールを設定できます。例えば、WP All import と cron ジョブでコンテンツをインポートしている場合、WPML のアドオンを起動するための URL をもう1つ追加できます。
  • アクションフック:環境に合う場合は、アクションフックを選ぶこともできます。例えば、Action Scheduler を使用している場合は、PHP スクリプト内で WPML Export and Import を呼び出すフックを設定できます。この方法は開発者向けの連携により適しています。

どちらの API も、手作業不要でサイレントに自動実行される WPML のインポート処理を実現します。

こちらで、これらの API を使って多言語コンテンツの処理をスケジュールする方法をご覧ください。

WooCommerce のカスタム属性付きの商品をインポート

これまでは、グローバル属性を持つバリエーション商品(WooCommerce)のみインポート可能でした。カスタム属性は翻訳で正しく表示されず、手動で追加する必要がありました。

今回、WPML Export and Import 1.1.0 はカスタム属性用のフィールドを自動で追加し、翻訳商品に正しく適用します。

つまり、手動の介入なしでカスタム属性をインポートできます。WooCommerce で商品をエクスポートする際に、このプラグインが有効化されていることだけを確認してください。ほかに必要なことはありません。

タクソノミーのインポートをよりスムーズにするバグ修正

今回のリリースでは、インポートされたタクソノミーが正しく動作するよう、いくつかの問題も修正しました。

  • 階層的なカテゴリ構造へのサポート強化。このアップデート以前は、Parent > Subcategory 1 > Subcategory 2 のような階層で、最下層のサブカテゴリにのみ商品が割り当てられている場合、最後のカテゴリだけが翻訳にリンクされていました。親カテゴリに何も割り当てられていないと、適切に同期されませんでした。現在は、WPML Export and Import が親のタクソノミータームを特定し、正しい言語を自動的に割り当てます。
  • 言語情報の取得ロジックの改善。これにより、外部要因によって生じていた問題が解消されます。

ご意見をお聞かせください!

今回のリリースの多くは、ユーザーの皆さまからのフィードバックに基づいています。私たちは、皆さまの作業をより簡単にするために、WPML とそのアドオンの改善に常に取り組んでいます。

ご不明点や新機能の使い勝手についても、コメント欄でぜひお知らせください!

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