WPML 2.6.1 は最新モジュール、Translation Analytics をリリースしました。お客様の仕事をとても楽にする新しい電子商取引サポートです。
このリリースの主な特徴はTranslation Analytics モジュールをフルに活用できることです。 複雑な多言語サイトを運用する翻訳者のチームが存在する場合、新特徴のTranslation Analyticsモジュールはお客様の管理負担を軽減します。 全言語の翻訳状況をすばやく確認し、翻訳進度を追跡します。
Translation Analyticsモジュールは進度を追跡するため、翻訳の完了時期も(驚くほどの正確さで)推定できます。 それぞれの言語の実際の翻訳速度に基づいて推定が行なわれます。
Translation Analytics モジュールを使用するには、WPMLの翻訳管理モジュールを通してコンテンツを送る必要があります。 毎日、Analyticsモジュールは全言語の翻訳状況のスナップショットを作成します。 便利なレポートツールを使用してこの情報を閲覧し、プロジェクト状況や翻訳の完了時期を確認することができます。
これにより、発生する前に期日に関する問題を予測し、プロジェクトを予定通りに完了することができます。 Translation AnalyticsモジュールはWPML多言語CMSパッケージでご利用いただけます。
簡単なDigital Downloads Support
デジタル製品の販売をお考えなら、 Easy Digital Downloads (別名EDD)の使用をおすすめします。 EDDはデジタル製品の販売を支援する、賢い電子商取引プラグインです。配送や製品の種類などの複雑さを回避する、ミニマリストの電子商取引プラグインです。多くのフル機能の電子商取引プラグインに関わった経験から、これは良いアイデアであると断言できます。結果も良好です。
EDDで多言語サイトを運用するには、弊社の新しいEasy Digital Downloads Multilingual グループラグインをご使用ください。 まだベータ版ですが、すでにWPMLのクライアントの製品サイトで利用されています。 ご使用になり、ぜひご感想をお聞かせください。
バグ修正
小さな問題から損害に至る大問題まで幾つかのバグを追跡し、修正しました。この場を借りて問題を報告し、解決の結果を確認するまで協力していただいた辛抱強く、知識豊富なお客様に感謝の意を表明します。
- メニュー同期問題-メニュー翻訳の同期はWPMLの中でも最も複雑な機能でしょう。アジア言語、ロシア語、非ラテン系文字のメニュー項目に関連して起こる問題をいくつか特定しました。
- 配列付きカスタムフィールドの翻訳 – 今回のリリースまでWPMLは配列を含むカスタムフィールドの翻訳に問題を抱えていました。 エキゾチックな機能のように聞えますが、 この問題はWPMLの Types、Advanced Custom Fields 、 E-Commerceプラグインに影響を及ぼしました。ようやくWordPress coreの履歴バグに問題があることが明らかになり、WPML2.6.1 で解決されました。
- 編集スクリーンからコンテンツを送る時、翻訳者を選択 – ある言語に1人以上の翻訳者が存在し、編集画面から翻訳を送る場合、どちらの翻訳者が翻訳するか考えたことがありますか。現在、本画面から翻訳者を選択できるようになりました。
- タクソノミー(分類法)翻訳問題 – WPMLコードはタクソノミー用語IDとタクソノミーIDを混合する部分があり、99%の場合これが問題になることはありませんが、データベースが混乱する危険性がありました。今回のリリースはこの部分を整理し、リスクを予防します。
- 通知メールが翻訳者に送られない – 有効になっているのにも関わらず、時折通知が翻訳者に送られないことがあります。修正済み
- 制限付きのファイルシステムを使いサイトで作動するWordPress core自動翻訳-過去、WPMLがWordPress coreに翻訳を届けるためには、ファイル書き込みアクセスが必要でした。現在、WPMLは.moファイルを読み込むとファイルを経由せずにストリング翻訳表に直接保存するため、この必要性がなくなりました。
- 階層チャイルドカスタム投稿タイプスラグ-階層付きのカスタム投稿タイプをご使用の場合、WPMLにはURLの問題が存在しました。現在、この問題は解決されています。
- スティッキーモジュールの大幅な改善-スティッキーリンクの機能を大幅に改善しました。現在、WPMLはいかなる属性やアンカーをご使用でもストリングをスティッキーに変えられます。
- TypesとViews制作の多言語サイトサポート向上-WPMLを使用し、TypesとViewsでサイトを構築するウェブ開発者が増加したため、新たな対応が必要となりました。現在のWPMLバージョンはTypesとViewsに完全な互換性を提供するため、コードがなくても 管理ダッシュボードから完全な多言語サイトを構築することができます。
WPML 2.6.1へのアップグレード
このアップグレードは全サイトにおすすめです。 既存サイトは操作中バグを回避しながら、何の変更もなく運用を継続できます。
WPML 2.6.1にアップグレードするには、お客様のアカウントのダウンロードページからZIPファイルをダウンロードするか、(さらに良い方法は)弊社のインストーラープラグインを使用し、自動的にアップグレードを取得してください。
インストーラープラグインは過去数ヶ月間のアップグレードもすばやく強力にお届けします。 まだご使用でないなら、ぜひお試し下さい。 インストーラーはWPMLと他のコンポーネントをあっという間に簡単にアップグレードします。