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SEO機能と性能を新搭載し、安定性を向上したWordPress3.4用WPML2.5.0 版を謹んで発表いたします。

リリースの中には6週間かけて主要な機能を一つ発表するものもあれば、多数の小規模な変更をまとめて発表するものもあります。 WPML 2.5.0 版は後者です。 一つの主要なモジュールの代わりに多数の改善が、ほとんど全体で見受けられます。

WordPress 3.4 – 準備完了

WordPress 3.4 がもうすぐ発表されます。 現在はまだベータ(4)版ですが、感触は悪くありません。 WPML2.5.0版はWP3.4上 で完全な品質チェックが行われ、問題が修正され、現在WordPress3.4と順調に作動しています。

URL内で非ASCII文字を取り替え

日本語のURLを見られるなんて、面白いと思いませんか?

日本語のURL

面白いけれど、少々問題があります。このURLがASCIIフォーム(コンピューターが「見る」状態)でどう見えるかみてください:

日本語のURL

まだ面白いですか?そうでもないですね。ちょっと「問題」があります。日本語の各シンボルが長いASCII文字の列に変換されています。ブラウザが人間が読めるように解読しますが、暗号化されたものがウェブブラウザに送られ、WordPressに転送されます。WordPressは私たちがどのページを閲覧しているか、判断しなくてはなりません。

WordPressはURLを解析し、理解するリライトルールを有するので、どうしてこれが問題なのでしょう?以下がその理由です:

  • 脆弱である-何かが壊れたら、これが一番先に壊れる。URLの解読チェーンがURLの一部を切り取ったり、解読を間違うと、まずこの種類のURLが壊れます。あなたのサイトが15ページであれば、多分大丈夫でしょう。500ページなら、404ページがあちこちで見つかることでしょう。残念ながらこれらの問題は新WordPress版がリリースされたりキャッシングプラグインをアップグレードした時など、一番準備が出来ていない時に限って起こるものです。
  • このようなURLはお互いに交換することはできません。確かにURL短縮はありますが、巨大なURLを作成したからといって、人々に使用するように強制できるでしょうか?
  • サーチエンジンはこれらのURLを嫌います。 不思議なことですが、実際にテストされ確認されています。Googleは技術的にはこれらのURLを解読し、利用できるようにしますが、積極的に実施しないようです。Googlebotは忙しいので、もっと他にすることがあるかもしれません。私たちの日本語サイトのキーURLをASCII文字に取り替えると、トラフィックがかなり多くなります。

では非ASCII URLが最善ではないことをご理解いただけたら、これをいかに避けるかについて考えましょう。手動で翻訳する場合、問題はありません。 スラッグを編集し、好きなURLを入力してください。ASCII文字を使用すれば問題ありません。

WPMLの翻訳エディターで翻訳すればスラッグを管理できます。

翻訳されたURLオプション

これで翻訳されたページのスラッグを管理できます。最初のオプションは今まで通りです。2番目のオプションは翻訳者が翻訳エディターにスラッグを入力する方法です。3番目のオプションは翻訳された言語が非ASCII URLを使用する場合、WPMLが原語のスラッグをコピーする方法です。 個人的にはこれが最もシンプルなオプションです。すべてが今まで通りに作動します。「問題の」言語に訳されても、スラッグは英語のままです。

Googleに翻訳について説明し、愛されてください

私たち以外に詳細について気にする人は誰でしょうか? もちろんGoogleです。

Googleはサイトについて何でも知りたがる癖があり、最近は翻訳内容について表示する方法まで追加しました。 これはリンクにhreflang 属性を使用することで行われます。

Googleを満足させるために、WPML2.5.0版はこれらのタグへのサポートを追加しました。現在WPMLの言語スイッチャーを使用すると、Googleにこのページの翻訳がどこにあるか、どの言語に訳されているかを伝えられます。

WPML言語スイッチャーの言語情報

Googleによると、これによりサイト構造がGoogleに分かりやすくなるということです。分かりやすくなればなるほど、ランクが上がります。

バグ修正と改善

いくつかのバグが修正されたことを喜んでご報告いたします。幸運なことに重大な問題はなく、おかげさまで多数の修正と改善を一つにまとめることができました。

メニュー同期

WPMLのメニュー同期モジュールはこのリリースで大幅に改良されました。 かなり複雑なロジックですが、非常に強力になりました。これにはメニュー内のカスタムのポストタイプ、カテゴリー、カスタムリンク、その他のWordPressサポートの機能が含まれます。

極めて迅速なストリング翻訳API

私たちはPageLinesテーマとの互換性をチェックしている際、これを発見しました。PageLinesメタ管理ページを訪問中、読み込み時間が数秒からほとんど一分まで延長しました。

調査にほとんど一週間掛かりましたが、この結果、WPMLのストリング翻訳APIのキャッシングメカニズムが完全に改良されました。現在WPMLはAPIや機能を変更することなく、プラグインやテーマを迅速に翻訳できるようになりました。数個のストリングを訳すだけではあまり変化を感じないかも知れませんが、管理画面に多くのテキストを含むような複雑なテーマにはかなり大きな効果が見られます。

eコマースプラグイン用のフィルター

このリリースは私たちのグループラグインがWooCommerce、 JigoShop、MarketPressに使用するための新規のフィルタを多く含みます。これらをご利用の場合、今までうまく作動しなかったものが突然作動するようになります。 もちろんまだ改良の余地がありませすが、今までと比べるとかなり改善され、安定しています。 もちろんeコマースグループラグインを更新すべきです。

沢山の小さなスティッキーリンクの問題

WPMLのスティッキーリンクのモジュールはこのリリースで大幅な改良を遂げました。多数の問題が解決され、かなり強力になりました。もしカスタムポストタイプにご使用で、いろいろな属性との引数がある場合、スティッキーリンクの発生と取消しは高精度のツールのように感じられるでしょう。

タイプ関連の全問題を向上

タイプカスタムポストタイプカスタムフィールドを管理する、私たちのプラグインです。ほとんどの方はもうご存知のことでしょう。タイプのすばらしい特徴はWPMLと100%の互換性があることです。このリリースはこの特徴を完全に実現しています。タイプ1.0が2-3週間前に発表された時、WPMLが新しい反復カスタムフィールドを正しく同期しないケースがありました。現在では好調に作動しています。

ところでタイプとWPMLはマイナーな互換性の問題がありますが、他のカスタムフィールドプラグインと比べるとはるかに優れています。私たちはまだ改善を続けていますが、他のCFプラグインは基本的な問題が残っています。お客様のサイトにカスタムポストタイプとカスタムフィールドが必要なら、タイプを利用されることをおすすめします。ユーザーを念頭にして制作されました。

IE9はそれほど悪くありません。WPMLは(現在は)うまく作動しています。

正直に言えば、私たちはインターネットエクスプローラー関連事項とは相性がよくありませんでした。私たちはFirefox、Chrome、Safariとの運用は試しましたが、IE9上では私たちのQAチーフ、ビグル以外は、テストしませんでした。一般的に作動しますが、多くの表示に問題がありました。変な場所に変なものが表示されたり、Javascriptがおかしくなったり、いろいろ問題がありました。

この体験から学んだ私たちの開発者は、現在インターネットエクスプローラーを含む様々なタイプのブラウザで試験を行っています。

WPML 2.5.0版のご取得

このリリースでは他にもバグの修正や改良を行いましたが、この投稿文はすでに1200語を超えています。これ以上WPML2.5.0 について読むより、実際にお試しになり、結果をお知らせください。

これは大幅なアップグレードです。データベースにバックアップを保管してください。問題は予期しておりませんが、アップグレード前には常にサイトをバックアップされることをおすすめします。

プラグインの管理ページにこの新リリースがあります。WPML.orgアカウントダウンロードから手動でダウンロードすることもできます。

お楽しみください。ここにコメントを残し、ご感想をお寄せください。

 

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