WordPressでは、ユーザーが管理言語を変更することができる。 これにより、サイトにプロフィールを持つさまざまなユーザーが、それぞれの言語でWordPress管理画面を表示できるようになる。
管理言語はサイトのフロントエンド言語から独立している
サイトの言語について語るとき、私たちは常にフロントエンドの言語、つまり訪問者が目にする言語について考える。 しかし、WordPressの管理言語という別のケースもある。
WordPressのバージョン4.7以降、WordPressのネイティブ言語セレクタを使って、さまざまなユーザーが自分の好みの管理言語を設定できるようになった。 こうすることで、WordPressのインターフェイスを母国語で見ることができ、より簡単にコンテンツを管理することができる。
異なる管理言語を設定できるようにするには、まずWordPressの各言語への翻訳をインストールする必要がある。 WPMLはあなたのためにこれを行い、WordPress自体の翻訳を自動インストールする。
ユーザーが管理言語を設定する方法
自分の管理言語を選択するには、ユーザーは「ユーザー」 →「 プロフィール」ページに進み、「個人オプション」 セクションの「言語」 オプションを使用する。
サイトのメイン言語はデフォルトで選択されている。 ドロップダウンをクリックすると、サイト内で使用可能な他の言語が表示される。
RTL/LTRサイトのための便利なコンテンツ編集
コンテンツを編集する際、WordPressの管理画面はコンテンツと同じ方向(右から左、または左から右)に表示されることが重要だ。 RTLコンテンツ(アラビア語、ペルシャ語、ヘブライ語など)を編集していて、WordPressの管理画面が英語で表示されている場合、編集が困難になる可能性がある。
WPMLはプロフィール ページでこれを有効にするオプションを提供している。
WPML言語設定セクションで、コンテンツの言語に応じてWordPressの管理言語を動的に変更するには、管理言語を編集言語として設定するチェックボックスを選択する。 こうすることで、英語のコンテンツを編集する際、管理画面は英語で、左から右へと表示されるようになる。 アラビア語のコンテンツを編集すると、WordPressの管理画面はアラビア語で表示され、右から左に表示される。